国際ロータリークラブ(RC)の青少年交換プログラムの一環として、今年8月より、アメリカ・オレゴン州出身の高校生、アビゲイル・テイト・クルスカさんが海老名市内の家庭にホームステイしている。
このプログラムは、国境を越えて活躍できる若者をサポートするために、世界のRCが青年育成事業の一環として実施しているもので、1年間の派遣プログラムとなる。クルスカさんは、期間中に市内の4家庭に滞在。現在は2家庭目で、下今泉の「泉橋酒造(株)」にステイしており、有馬高校の英語コースで学んでいる。
クルスカさんは、かつて日本の大学で学んでいた母親の話を聞き、幼い頃から日本への留学を夢見ていたという。12歳の頃から、日本の教科書や邦画などを参考に独学で日本語を学び始め、昨年初めて同プログラムに応募し、落選。今年、2度目の挑戦の末、厳しい選考を突破した。
電車の乗り換えに戸惑うなど、異国での生活に迷う日もあるというが「ずっと憧れていた日本での生活なので、苦労することも素晴らしいこと。1年しかないから、やれることを全部やりたい」と話している。
泉橋酒造(株)での生活については「日本の酒屋さんを見るのは初めて。和風建築の家も、周囲の田んぼも美しい」とコメントした。
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