海老名・座間・綾瀬版
公開：2016年1月15日
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多彩な演奏で観客を楽しませた
海老名市文化会館でこのほど、市内を中心に活動する尺八サークル「山びこ静山会」（佐藤静山会主）が定期演奏会を開いた。
この日は約３００人の観客が来場し、尺八と箏の邦楽器の音色を楽しんだ。今回で13回目となった演奏会は佐藤会主が東北出身であることから、東日本大震災以降は復興支援をテーマに開催され、東北の民謡メドレーなどが披露された。
また、特別出演として市内在住で岩手民謡の語り部として活動する、南舘美達さんや尺八の原点でもある「虚無僧」が出演し演奏会を盛り上げた。締めを飾る曲「ふるさと」では感極まって涙を流す人も見られた 来場者は「多種多様な演奏で飽きる事無く楽しかった。震災についても改めて考えた」と話していた。
佐藤会主は「今年も無事に演奏が出来て良かった。震災から５年を迎える今年は、現地へ行って支援する企画も進めています」と感謝と今後の抱負を語った。
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