地域商工業の振興に栄誉 「優良産業人」市内から6人
地域商工業の振興に寄与した経営者や従業員に与えられる「優良産業人」の表彰式が2月3日に横浜市内で行われた。海老名市からはそろばん教室や飲食店の経営者など、6人が選出された。
この表彰は、商工業の振興を図るために県が毎年実施しているもの。同一事業に10年以上携わっている50歳以上の経営者、従業員が対象。市商工会議所からの推薦を経て、県知事と県商工会議所連合会会頭からの認定を受け決定する。今年の受賞者は146人で、県産業労働局によると、原則生涯の中で一度のみ与えられる賞だという。
▼武藤梅子さん
市内東柏ケ谷で、そろばん塾「大塚学園」を50年以上経営している。そろばん以外にも書道や茶道、ピアノなども指導しており、子どもたちの文化知識や学力向上に大きく寄与したとして認定された。
▼三好康次さん
オーストラリアの大学でカイロプラクターの学位を取得し、国分寺台中央商店街内に「三好カイロプラクティックオフィス」を11年前に開院。地元商店会の副会長を務め、2カ月に1度朝市を開催するなど、地域活性化にも携わる。
▼宮台俊郎さん
市内の小中学校を中心に教材を販売する「(株)ミヤダイ中央社」の代表。利用者のニーズに応じ、AEDの販売許可を取得するなど業務拡大にも寄与。海老名高校と帝京大学の硬式野球部監督を務めた経験も評価された。
▼今井孝行さん
中新田で食堂「大和屋」を36年にわたり経営。地元産の食材を中心に使用していることがこだわり。市飲食店組合の理事を担当し、地域でも幅広く活動する。
▼藤井和志さん
浜田町に事務所を構える「(有)藤井測量設計」の代表。国土交通省の登録事業者であり、衛星を使用した測量システムを開発した。「海老名地区警察官友の会」の会長を務めている。
▼関敏幸さん
望地の「相光石油(株)」の代表。ガソリンスタンドを経営するほか、太陽や蛍光灯の光が当たることによって有害物質を分解・除去する「光触媒」を活用した事業も展開。また、「海老名欅ロータリークラブ」の会長を務めるなど、地域コミュニティでの活動も積極的に行っている。
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