海老名・座間・綾瀬版
公開:2017年9月15日
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農業に関する研究発表と一般技術者への情報提供を目的に年1度開かれる「農業農村工学会大会講演会」(同法人主催)が、8月29日から4日間かけて日本大学(藤沢市)で開催され、その中で市内中新田にある「県相模川左岸土地改良区」の赤井光夫理事長が特別講演を行った。県内での開催は20年ぶりで、全国から約900人が訪れた。
赤井理事長は今回県農地課からの推薦を受け参加。「都市近郊農業の移り変わりと、今後の方向について」をテーマに、農地の地下水位を適当な高さにする地下停滞水排水システム「暗渠(あんきょ)排水」が農業の基盤として重要であること、80年ほど前に完成した暗渠排水施設の機能が現在も衰えていないことなどを発表した。
赤井理事長は「海老名で現在開発が進んでいる場所ももともとは田んぼ。先人の知恵と努力を後世に伝えたい」と話を締めくくった。
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