港北区版 掲載号:2011年2月3日号
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横浜F・マリノス社長を務める 嘉悦(かえつ) 朗さん 泉区在住 55歳

周囲の力を無限大に引き出す

 ○…「今シーズン、最低でもリーグ戦3位以内か、天皇杯優勝を目指します」。就任2年目にして不退転の意志で3月からの戦いに挑む。昨シーズン、チームは8位。「去年の成績は、3位に入ったチームと僅差。主力にけが人の出た昨季の反省を生かせば、十分に成し遂げられます」と自信をみせる。

 ○…2009年7月に、前社長の病気休養を受け、日産自動車から、社長代理として就任。同社の横浜への本社移転プロジェクトのリーダーを務めている時だった。「驚きましたね。実は10数年前に社長になりたいと手を挙げたことがあったんです。その時は、カルロス・ゴーン社長から、会社の再建計画の責任者を任されていたので止められてしまったんです」と当時を振り返る。

 ○…正式にマリノス社長として臨んだ昨年は、観客動員数を前年対比16・4%増に押し上げた。他のJリーグチームが軒並み減少しているなかでの実績だ。日産時代に身につけた”ゴーン社長の組織術”を応用した。異なった経験、知識をもったメンバーを集め、多角的な解決策を導き出す、日産を再生させた手法だ。この方法で抽出した、集客アップのための具体的な55個に及ぶ行動を起こしたことが好結果になった。なかでも重視したのが、ホームの「日産スタジアム」がある港北区での広報活動。区内の小学校で食育教室を開くなど、”マリノス”の存在を改めて知ってもらった。「ゴーンさんから、人を動かすには一方的に指示するのではなく、聞くことの大切さを学びました」。

 ○…「人の力は無限大だと考えています。きっかけ、方法論を与えればびっくりするほど伸びます」。はっきりとしたプロセスを経て、目に見える形で成果を出すのが嘉悦流。3年後にマリノスが日本一人気のある、常勝軍団になることを目標に掲げる。「50年後、あの時、あの人がいて良かったと言われたいですね」。
 

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