今年も、こつこつきちんと。 みんなの党豊田有希
衆議院総選挙が終わり、新政権が誕生しました。今年の夏には横浜市において参議院議員選挙や横浜市長選挙などの大きな選挙も予定されています。こうした選挙があると、どうしても響きのよいキャッチフレーズや勢いのある政策ばかりが目立ってしまいますが、現在の横浜を取り巻く状況は、依然としてきびしく、決してそんなに簡単に進む事ばかりではありません。権力闘争よりも、対話による課題解決こそが地方議会の本分であり、今年もそうした基本姿勢を忘れずにきちんと市の課題に取り組んでいきたいと思います。
私たちは横浜がもっともっと元気になるために、対処療法ではない「抜本的な改革」が必要だと訴えてきましたが、まだまだ道のりは長いです。昨年も「市長や議員・職員等の報酬・給与の適正化」や「外郭団体の大規模なリスク投資の問題」、「1000億円を超える無利子融資などの市の不適切な利益供与の問題」など、多くの問題の指摘と改善に努めてきましたが、行政の考え方は相変わらず市民・民間感覚とは大きくかけ離れていると感じます。
現場に足を運び生活者の声に耳をすます。地道にひとつ一つ問題点を掘り出して、その解決方法(政策)を考え、実現を働きかけていかなければなりません。
市民生活に根ざした委員会の議論に注目を
国や県といった政治の中でも特に市政は皆さんの生活にとって身近な問題を多く扱います。だからこそ私たちは皆さんに少しでも関心を持っていただきたいと切望しています。
市会では次年度の半ば頃より、これまでの本会議等に加えて委員会での審議についてもインターネット等での中継が始まります。今後ぜひお時間のある時にはインターネットの市会録画中継などをご確認いただきたいと思います。
市庁舎移転計画の周知徹底とご意見を
市はこのたび桜木町駅からほど近い「北仲通南地区」に168億円で購入した土地に約1400億円の総事業費をかけて超高層の新市庁舎を建設・移転する計画を「新市庁舎整備基本構想案」として呈示しています。
財政的にもまちづくりの観点からも横浜市の今後のあり方を大きく左右する計画ですが、港北区の方々でこの内容を知っている方はほとんどいないのが実状です。市民が知らないうちに巨額の税金の使い道が決まるようなことがあってはなりません。現在、区役所や市のホームページなどで構想案に対する市民意見募集が行なわれておりますので、ぜひとも皆さんの率直なご意見をお寄せ下さい。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|