県政報告102 観光で魅力を再発見 県議会議員民主党・かながわクラブ はかりや珠江
新年度が始まりました。新入生やフレッシュマンを見かけると、「がんばって!」と心の中でエールを送りたくなります。そして「初心忘るべからず」と自分自身にも言い聞かせているところです。
さて今回は「観光」をテーマにお伝えします。
*観光立県「かながわ」
神奈川県は首都圏に位置し交通の便が良いという地の利もあって、国内だけでなく外国からも多くの観光客が訪れています。平成23年は東日本大震災の影響により、前年より1割以上減少してしまいましたが、県内ののべ観光客数は約1億5千万人にものぼると推計されています。しかし約8割が「日帰り」で宿泊客が少ない点や、箱根・鎌倉・横浜といった限られたエリアに観光客が集中するなど残念な面もあり、今後の課題となっています。
観光地では食事をしたりお土産を買ったりしますね。食材は農業・漁業にもつながり、お土産の工芸品は伝統工芸の振興や技術者の育成にもつながります。これは一例ですが、観光関連産業はすそ野が広く、県内だけで年間6500億円を超える経済効果があると推計されています。県では観光を将来性の高い主要産業として位置づけ、観光振興条例や計画を策定して、観光により活力を高める「観光立県」実現に力を注いでいるのです。
*「マグネット力」アップ
最近では、農業や漁業に親しむ体験型の観光や、エコツーリズム・産業観光など従来とは違ったニーズも生まれています。またB級グルメやゆるキャラの登場で、一気に知名度が増すこともあり、各地が知恵を絞り、魅力を磨き発信しています。副都心線の乗り入れも始まっており、沿線の各エリアが観光客確保に懸命です。
神奈川でも豊富な観光資源を結び付けて、県全体の「マグネット力」を高めていく必要があります。特色ある取組みを表彰する「かながわ観光大賞」の設置や、著名人に「観光親善大使」としてPRをお願いするなどのほか、大学と連携した市場調査や観光人材の育成も行っています。
さらに訪れる人の満足度を高め、リピーターを増やすため、バリアフリー化や、外国語表示の案内板設置、観光ボランティアガイドなど、「おもてなし」の心を形にする事業への支援をしていく必要があります。加えて県としてもお勧めコースの提案などを積極的に行い、観光客数アップを応援していきます。
まもなく行楽シーズンとなります。皆さんも「神奈川の魅力再発見の旅」に出かけてみてはいかがでしょう。
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