下北沢成徳高校女子バレーボール部の監督を務め、多くの日本代表選手を輩出した 小川 良樹さん 日吉本町在住 57歳
選手を次のステージへ
○…女子バレーボールの強豪校・下北沢成徳高校の監督となって32年目。今春行われた全日本バレーボール高等学校選手権大会で全国優勝を果たしたほか、2002年には「春高」、「インターハイ」、「国体」と高校バレー三冠も達成。現在、日本代表として活躍する木村沙織選手や荒木絵里香選手など数多く育ててきた。「いい選手に巡り会えた結果。感謝しています」と笑顔を見せる。
○…指導は選手の自主性を重んじる。選手同士が指摘し合い、自分たちで考えさせることを大切にしている。「監督は選手をコントロールするのではなく、進むべき方向の示唆をするだけです」。バレーボールを好きになり、自分から上手くなりたい、勝ちたいと思える選手に育てることで強豪校へと成長させてきた。「自分で模索すること。ここにスポーツの楽しさがあります」
○…自身の選手時代は、高校で全国大会まであと一歩のところで届かず、悔しい思いをしたという。卒業後は大学に通いながら、高校の先輩から引き継いだ成徳学園高校(現・下北沢成徳高校)のコーチに。「当時は強豪校ではなかったので指導の難しさを感じました。高校時代の悔しさも重なり、どうやったら強くなるかを考える中で、バレーボールの指導にのめり込むようになりました」。卒業後、26歳のときに同校の教師となり、監督に就任。数々の試練を乗り越え、現在の実績を誇る。
○…日吉には14歳のときから住み始め、40年を超える。二人の子どもも地元の学校を卒業するなど、愛着ある土地になっている。監督として常に脳裏にあるのは、選手たちのこと。「全員が今後プロの世界で活躍するわけではない。自立をした練習を積むことで、卒業後の生き方にも取り入れてほしい。『成徳でバレーボールができて良かった』と思ってもらえれば」。これからも応援者、選手からの期待に応えていく。
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