県政報告108 皆で支えるイキイキ高齢社会 県議会議員民主党・かながわクラブ はかりや珠江
2020年、東京でのオリンピック開催が決定しました。原発汚染水の処理が着実に進み、東日本大震災復興のスピードが上がること、そして多くの人に夢と感動をもたらす大会になることを願ってやみません。
さて今回は、神奈川県が進めている高齢者の方のための取組みがテーマです。
*急速に進む高齢化
神奈川県の高齢者人口はどのように変化してきたのでしょうか。国勢調査によると、平成12年度の65歳以上の人口は117万人で人口の約14%。22年度には182万人で約20%。来年26年度には208万人で約23%。37年度には231万人で約26%との予測です。県民の4人に1人が65歳以上という時代がすぐそこまで来ています。
介護保険や医療と福祉の連携、成年後見制度など、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるようなしくみは徐々に整備されてきました。しかし高齢者の孤独死や虐待、老老介護による痛ましい事件、振り込め詐欺などの犯罪も後を絶ちません。
県は「高齢者が安心して、元気にいきいきと暮らせる社会づくり」を目標に、市町村と協力し、様々な高齢者対策を進めています。
*困ったときの相談は?
全国シニアアドバイザー協会が今年の3月に行った「シニアの悩み110番」によると、相談内容のトップは家族・親族に関するもの。2位が健康・医療。3位が遺言・相続。4位が生きがい・生き方。5位が住居となっています。
高齢の方の中には制度を知らず、役所に行くのを面倒に感じて、生活に支障があっても、我慢したりあきらめたりしているケースがあるといいます。
横浜市では各区の地域ケアプラザに「地域包括センター」を置き、高齢者の皆さんの「困りごと」解決を図っています。本人だけでなく、家族や近所の方も含め、「悩み」を丸ごと受け止めてくれます。特に「どこに相談すれば良いかわからない」といったことも一旦受けて、専門家が必要なサービスの利用方法や支援をサポートしてくれます。
今後はさらに地域のネットワークを活用しながら、地域でのきめ細かい支え合いを進めることが大切です。県は地域包括支援センターの一層の機能強化や人材育成に力を入れていきます。まず電話で相談を。
《区地域包括支援センター》
新吉田地域ケアプラザ
【電話】045・592・2151
篠原地域ケアプラザ
【電話】045・423・1230
高田地域ケアプラザ
【電話】045・594・3603
下田地域ケアプラザ
【電話】045・563・9082
大豆戸地域ケアプラザ
【電話】045・432・4913
樽町地域ケアプラザ
【電話】045・532・2502
城郷小机地域ケアプラザ
【電話】045・478・1600
日吉本町地域ケアプラザ
【電話】045・566・0360
*認知症への対策
認知症のご本人は大きな不安を抱えています。一方ご家族は接し方の難しさに悩むケースもあります。
県では、認知症サポーターを26年までに19万人養成し、認知症の正しい理解と早期発見による適切なケアをめざしています。認知症のご本人と家族が安心して暮らせるよう、情報共有のツールとして「よりそいノート」を作成し、県内の市町村や地域包括センター等での配布も行っています。
認知症全般の電話相談は、「認知症コールセンター」で無料で受けられます。
かながわ認知症コールセンター
【電話】0570・0・78674
神奈川県では、高齢者が標準となるしくみづくりの検討も始まりました。今後の大切な課題と考えます。
|
|
|
|
|
|
PCジャングル本店だからできる中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews |
|
<PR>