県政報告109 いのち輝く、元気な神奈川に 県議会議員民主党・かながわクラブ はかりや珠江
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、急に秋らしくなってきました。
9月10日から神奈川県議会第3回定例会が始まりました。約61億円の補正予算案などが審議され、10月後半の決算審査を挟んで、12月20日まで継続して行われます。
*健康寿命日本一を
テレビや新聞を見ても健康を維持するための補助食品や運動器具などの宣伝が目立ちます。「年を重ねても元気で過ごしたい」というのは多くの人の願いです。県では「いのちが輝き、誰もが元気で長生きできる神奈川」を実現するために、「かながわ健康プラン21」を策定。25年度から10年間で「健康寿命 日本一」を目指すことを掲げています。
「健康寿命」とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。神奈川県の平均寿命は、男性が80・36歳、女性が86・74歳。健康寿命は、男性70・90歳、女性74・36歳となっています。平均寿命から健康寿命を引き算すると、日常生活に支障のある期間は、男性で約9・5年、女性で約12・4年。この差が小さいほど「元気で長生き」ということになります。
神奈川県は、平均寿命・健康寿命共に全国平均を上回っていますが、健康寿命日本一は男性が愛知県の71・74歳、女性が静岡県の75・32歳で、後一歩という所にまできています。健康寿命を延ばし、県内の健康格差を縮めることを目標にしています。
*「ロコモ」ってナニ?
「ロコモティブシンドローム」という言葉を聞いたことがありますか。これは、「運動器症候群」といって、骨や関節・筋肉等の働きが衰え介護や寝たきりになる危険の高い状態を言います。膝や関節、腰などの痛みがあると外出をためらい、悪循環に入ってさらに筋力が落ちてしまいます。
県では、健康づくりのために積極的に体を動かすことの大切さをPRし、「3033運動」を提唱しています。ウォーキング等の運動を、1日30分、週3回、3ケ月間続けることで、生活習慣病や「ロコモ」予防につなげようというものです。
「メタボ」は良く知られていますが、運動機能を落とさないことも「元気で長生き」の大切な要素です。
「ロコモ」の認知度を高めると共に、今後は自分の運動機能の状態を知るための「運動機能健診」も普及させる必要があります。
*医食農同源
病気の治療も、毎日の食事も、食材等を育てる「農」も、健康な身体を保つために欠くことのできない大切なもの。県立保健福祉大学では、生活習慣病予防に役立つメニューや高機能食品の研究も進められています。
健康づくりのために「食欲とスポーツ」セットで楽しむ秋にしましょう。
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