県政報告168 「がん」に負けない神奈川を
色とりどりのアジサイが目を楽しませてくれますが、梅雨明けが待ち遠しく感じられるこの頃です。
先日、がんで闘病中だった小林真央さんが天国へ旅立たれました。真央さんのブログは多くのがん患者さんやご家族などの心の支えになっていただけに、悲報は大きな衝撃でした。心からご冥福をお祈りします。今回は、県のがん対策について取り上げます。
*「がん」は身近な病気
昭和53年以来、神奈川県の死因の第1位は「がん」。平成27年の県の総死亡者数は約7万5千人、がんで亡くなった方は2万3千2百人で約3分の1を占めています。患者数も死亡者数も増え続けており、「がん対策」は県民の生命・健康を守る上で大変重要です。
県では「がんにならない・負けない いのち輝く神奈川づくり」を基本理念に、がん克服条例やがん対策推進計画を策定。予防、早期発見、がん医療、患者支援、理解促進等総合的にがん対策に取組んでいます。
*「がん」を知ろう
がん対策の第一歩は、がんを知ること。むやみに恐れるのでなく、原因や予防、検診等への理解を深め、自分でできるがん対策に取組むことが大切です。県では関係団体や企業と連携し継続的に啓発活動を展開。直近では7月7日〜9日、県共催で「がんを知る展」が開催されます。(アフラック主催。会場はマークイズみなとみらい1階・グランガレリア/10〜18時)
また、子どもたちが、がんに目を向けて、正しい知識を持って健康づくりに取組めるよう、学校におけるがん教育にも力を入れています。
*「支える」取組み
早期発見・早期治療により「がん」は「克服できる病気」になりつつあります。
県でも県立がんセンターで重粒子線治療に取組むなど、医療体制の充実に力を入れています。
しかし、がんと診断された患者さんやご家族は、精神面・経済面でも大きなストレスを抱えることになります。そこで県では療養生活に役立つ情報をまとめた「がんサポートハンドブック」を作成し、身近な相談窓口や支援策をお知らせしています(県HP)。
また、がんセンターに設置されている「アピアランスサポートセンター」では、外見上の変化による悩みをサポートしています。
県立がんセンター患者支援センター(【電話】045・520・2211/9〜17時)
*「グリーフケア」に力を
「グリーフケア」とは、身近な人を亡くした喪失感を受け入れ、悲しみに適応する過程を支援する取組み。今議会の代表質問で「かながわ民進党」が取り上げ、知事が普及啓発に取組む考えを表明。今後の広がりが期待されます。
健康は宝。笑顔をふやせるよう、努力を重ねて参ります。
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