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消しゴムスタンプ講座の講師を務める 宮崎 安夫さん 新羽町在住 68歳

掲載号:2018年2月1日号

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その手に刻む工作魂

 ○…キャラメル大の小さな消しゴムにテンポよくかつ滑らかに刃を入れていく。みるみるうちに絵柄が浮かび上がり、その手際の良さは思わず溜め息が出るほど。「会った人にプレゼントするために作っているのがほとんどです」と笑いながら、ものの10分でスタンプを完成させてしまった。

 ○…鎌倉で生まれ育ったこともあり、もともとは子どもの頃からなじみのあった漆塗りの木工品「鎌倉彫」を嗜んでいた。それから木彫りのはんこを作ったこともあったが、どうも硬くて捺しにくい。ある時ふと目についたのが、会社のデスクに転がっていた消しゴム。「これだ!」。そのひらめきから早20年。自己流を突き詰め、講座を開くほどに技術を上げた。振り返るとものづくりばかりしていた人生。幼児の頃は母のミシンを分解してはメンテナンス業者を唸らせ、小学校では裁縫の腕を家庭科の授業で発揮、中高ではラジオやアマチュア無線など電気工学に夢中になり、その後は狭き門をくぐり抜け、電話交換システムの設計技術者として43年務め上げた。

 ○…「これからは好きなことができるぞ!」。定年退職後は張り切って洋服作りに没頭。Yシャツなどを作ってしまったというから、驚きだ。「妻は付き合いきれないと言いながらも、すごいね!と喜んでくれますよ」とにっこり。テレビで見たジャグリングに惹かれ、大道芸団体に所属。お手玉連続投げの大会で3時間完投し、優勝を遂げたことも。けん玉四段・指導員の資格も所持している。

 ○…3月に控えた消しゴムスタンプ講座では、手作りの専用彫刻刀を使って指導するという。「この機会に手作りの世界に足を踏み入れてほしい」。また洋服作りを極め、手製の上下スーツを身にまとって「俺が作ったものだ!」と同窓会に着ていくことが今後の目標。「作りたい!作れる気がする!」。その疼く工作魂と直感を信じて、ものづくり道を突き進む。

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