ワンマンライブを行った綱島のシンガーソングライター 中間 正太さん 綱島西在住 32歳
生きる力 音に乗せて
○…「カッコ悪くたって主張していい。こういう人間だと言い張れる人でありたい」。ありのままの言葉を力強く優しい歌声に乗せ、人々に与えるのは”生きる力”。目標の「500人動員」を達成すべく行われた先月のワンマンライブは惜しくも到達しなかったが、一番集客できたと胸を張る。
○…中学の頃、バンドのギターボーカルを務めたのが音楽人生のはじまり。名古屋の音楽学校へ入学し「死ぬほどコピーしてギター技術を磨いた」。結果、特待生に選ばれ、手本として授業でデモを弾いた数なんと1千曲。19歳で結成したバンドではCDを出し続け、大会で東海地区の頂点に。満を持して上京したが、甘くはなかった。観客は増えず、頑張りは実を結ばない。あえなく解散という道をたどった。
○…楽器に触れない日々が続いたものの、「音楽で気持ちを吐き出せないと物凄く苦しい」とソロでの活動を開始した。同時に綱島へ。飲食店でライブを行い、ともに飲み明かし、町の人と関係を築いてきた。町の曲を作りたいと、『綱島サワーの歌』を作曲したことも。とあるライブの日。報われない音楽人生を謳った一曲を演奏した時のこと。突然、目の前で涙を流す観客がいた。「ああ、それだけ町の人に愛してもらっているんだな」と心が震えた瞬間だった。
○…「Aメロから口ずさみたくなる」。それが自分なりの良い曲の定義。曲作りでは、自然とメロディーにマッチする言葉を選び抜くのがこだわり。呼吸感や間を意識し、「歌詞が聞こえてくる」ものに仕上げるのだそう。ここまで必死になれるのは、何もかも努力し尽くさないと自己満足で終わってしまうということを知っているから。「この時代に響く曲を残したい」という言葉に、強い意志がにじみ出ていた。
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