「市政」噛みくだき 82市政報告 空き家対策の条例を 横浜市会議員 望月やすひろ
管理不全な空き家
統計調査によると、横浜市では、戸建ての住宅の空き家が、平成20年からの5年間で毎年1000戸増えており、今後もこの傾向は変わらないと考えられます。それに伴い、管理不全な空き家もますます増加していくことは確実です。昨年の台風24号では強風の影響により、屋根等が大きく剥がれ、道路に落下しそうになった空き家があったそうです。今後も強風や地震等の影響で空き家の老朽化が進行することを考えると、被害を及ぼす事態が心配されます。
緊急対応するために
空き家は危険な状態になったとしても、所有者がそこに住んでいなければ速やかに対応することもできません。一方、行政が対応しようとすると、所有者の財産に手を加えるには代執行の手続きが必要で、緊急的な対応ができません。他都市では、緊急を要する場合は、代執行によらずに措置ができるよう、条例を定めている例があります。
議会で質問
いくつか課題もあり、慎重に進める必要はありますが、市民の安全を確実に確保していくためには、行政が緊急的に措置を講じることができる条例を制定するなど、新たな仕組みづくりが必要ではないかと林市長に質しました。
市長は「条例化を含めた検討を進めていく」と答弁しました。
管理不全な空き家への対応は待ったなしの課題です。確実に市民生活の安全を確保できるよう、取り組んでまいります。
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