社会福祉法人 横浜市港北区社会福祉協議会の会長を務める 飯山 精三さん 大倉山在住 83歳
地域と行政を繋ぐパイプに
○…港北の福祉を担う存在として、行政や様々な団体と連携し「ひっとプラン港北(港北区地域福祉保健計画)」等の推進に励んでいる。多くの地域活動に従事して15年、「退職したら年賀状は減ると思っていたが、むしろ増えているかもしれない」。人と人とのつながりは「かけがえのないもの」と笑顔を見せながら、地域の人にあいさつをする姿が印象的。
○…生まれは東京。就学前に戦争が激化し、栃木の佐野への疎開も経験した。よみがえるのは、戦中・戦後のひもじい思い。「豊かさを初めて実感した」のは、社会人になって銀座のフルーツパーラーに行った時だったという。結婚を機に大倉山へ。「文教地区であり落ち着いている環境がまちの魅力」と年々人口が増加する“我がまち”を語る。
○…周囲の推薦で町内会長を務めたことが今に繋がっている。初めは地域の人の顔が全くわからなかったが、出会いを重ねる度に楽しさを実感していった。手帳が予定で真っ黒になるほど多忙な毎日。少しの時間を見つけて出かけることが楽しみという。5月の連休には夫人と京都へ。「混むと思ったからね。前から準備をしていたんだ」とはにかむ。
○…「それまで地域に関わってこなかったから、やってみよう」と始めた町内活動だったが次第にのめり込み、「港北の福祉力を高めたい」と志は高まるばかり。「福祉というと高齢者というイメージがあるが、子育てや子どもにも目を向けたい」と神奈川や東京の福祉施設に足を運び学び続ける。「見えないところで困っている人も社会で生きていけるように」。これからも地域と行政のつなぎ役を担っていく。多くの活動経験を経て、今、大切にしているのが、「責任と寛容さ」。この言葉を胸に、地域のためにまい進する。
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