世界の芸術文化などを学び伝える活動「文化の集いスマイル」を立ち上げた 明瀬(みょうせ) 薫さん 菊名在住 70歳
「文化大国日本」夢見る
○…来年に東京五輪を控え見込まれるのが、日本と世界各国の交流の活性化。「市民が気軽に世界の文化を学び、教養をさらに深められる場をつくりたい」と今月「文化の集いスマイル」を立ち上げた。区内の地区センターなどで、欧州を中心とした各国の歴史、文化、音楽などを伝えていく予定。学術的な堅苦しい会にならないように、生活や現代のニュースとも絡めた内容を企画する。「小難しい話は無し。気軽に来れる会にしたい」
○…国際物流会社に20
年以上勤め、欧州、中近東、ロシアなど世界各国を回った。海外では当たり前のように町中に音楽や芸術が溢れており感動した。「音楽会や美術館が無料で開放され、若く貧乏だった自分も一流の芸術に触れられた」と懐かしむ。一方、「日本は能など素晴らしい伝統文化があるのに、文化活動への国の援助が少ない」と感じた。「高いお金を払える人だけでなく、皆が当たり前に芸術に触れられる国にしたい」。そのためには社会全体で芸術や文化に関心を持つ人を増やす必要があると考え、集いを立ち上げた。
○…東京都出身。中学時代は野球部で汗を流した。巨人の第1期、内堀保選手の親戚で、当時の選手全員のサインが書かれたボールをもらったことは大切な思い出。根っからのジャズ少年でもあり「銀座のヤマハにレコードを見によく通った。見るだけで買えなかったけどね」と笑う。
○…感染症の状況も見つつ「9月ごろまでに講座を実施したい」と意気込む。ゆくゆくは地域の人たちにも、講師として参加してもらいたいと願う。「自分がするのはきっかけづくり。主旨に賛同した人がどんどん参加し、地域、ひいては社会に文化や芸術に興味を持つ人が増えれば」
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