県政報告 ㉗ 続く猛暑、人知れずがんばる先生へのエール 県議会議員 武田しょう
神奈川県内の各小学校、その大半は校長や副校長、学級担任などの先生や技能員の方々など、常にぎりぎりの人数で運営されています。もちろん、校内で何かトラブルが起きると、その解決のため授業が中断する場合もあります。
特に新型コロナウイルスの発生以降は「自分が感染したら、消毒のために一時休校になってしまう。子どもたちを守るためにも、絶対に感染するわけにいかない」。そのような緊張の中、先生は授業を行っています。
多くの先生は毎朝公共の交通機関で通勤します。そして、学校到着後は何らかのウイルスが付着している可能性を考慮し、着替えを行います。
そして、今年の夏はウイルス対策のため、教室内の換気と温度調節が何より大変と聞きます。ある小学校では早く登校した先生が汗を拭いながら各教室の冷房を入れ、子どもたちの登校に備えます。それでも最上階の教室などは、屋上からの熱気でなかなか涼しくならない場合もあるそうです。授業中は窓を開けながらエアコンをフル稼働させますが、熱気がひどいときには、窓を閉めきっての授業も余儀なくされます。
放課後は教室消毒、翌日授業準備に
先生の苦労は放課後も続きます。
児童たちの下校後は、翌日に備えて各教室の消毒が待っています。ゴム手袋をして塩素系の消毒液を使い、丁寧に机や椅子など、手が触れるところを約1時間かけての雑巾がけです。拭く際も往復は禁止で、一方向にかけなくてはいけないなど、細かなところにも気をつかいます。
また、先生の勤務時間は8時15分から16時45分と決まっており、その中で45分間休まなくてはいけません。しかし、消毒作業などで十分な休憩も取れないまま、その後は翌日の授業準備が待っています。
小学校は学業のもっとも基礎となる場所ですが、コロナ禍の中でも児童が日々通い、授業を受けられるのは、こうして人知れずがんばる先生たちのお陰です。
就学児のひとりの保護者として、また地域の一員としても、先生の努力を知っていただき、応援をしていただけると嬉しく思います。
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