県政報告 ㉘ ともに考えたい、軽度認知障害の予防 県議会議員 武田しょう
コロナとの戦いが続く令和2年も間もなく年の瀬を迎えますが、高齢者の皆さんに対して新型コロナウイルスの次に予防を呼びかけたいのがMCI(Mild Cognitive Impairment、軽度認知障害)です。日常生活への支障がないものの、年齢などで説明できない記憶障害が認められるなど、健常者と認知症の境目の症状として近年注目を集めています。
MCIは早期の発見や治療が有効とされ、適切な治療・予防をすることで約4割の方が回復、あるいは発症を遅らせることが可能と言われています。一方で、そのままにしておくと、5年以内に認知症を発症する率もまた約4割になると言われます。
「長谷川式認知症スケール」の考案者として有名な長谷川和夫先生が昨年、自身の認知症体験をつづった書籍を出され話題になりました。
認知症は誰もがかかり得るものであり、コロナ禍において、ステイホームが呼びかけられる中、脳機能が低下しないよう、どのように健康を維持していくのかが課題です。
家庭や身の回りでも知識を共有し、健康な食生活、適度な運動や脳トレ(頭の体操)を日常生活に取り入れることでMCI予防を広めていきましょう。県はMCI予防として「コグニサイズ」の普及に取り組んでいますが、さらなる充実が必要です。
コロナを克服し、みんなで元気で楽しく過ごせるような明るい未来を取り戻しましょう!
|
|
|
|
|
|
PCジャングル本店だからできる中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews |
|
<PR>