綱島駅東口周辺開発事務所の所長を務める 中村 俊輔さん 瀬谷区在住 43歳
まちづくりの最適解を探して
○…綱島駅東口の再開発等のため、市都市整備局が設置した開発事務所に配属され3年目。2020年に所長となり、今年7月には同地区再開発事業の第2弾が都市計画決定した。事務所の人員も当初の14人から20人に。「またとないタイミングでまちづくりに関われた。2つの再開発事業に携わるなんて一生経験できないのでは」と明るい笑顔を見せる。
○…栄区生まれ。小1からサッカーに親しみ、中・高・大と学生時代はもちろん、市役所内のサッカーチームでも汗を流した。それだけ続けてきたのは「負けず嫌いだったから」。高校は厳しい練習で有名だったが自分からやめようと思ったことは一度もない、ときっぱり。サッカーを通して個々の強みを生かし、弱みを補ってチーム力を高めることを学び、その経験が仕事にも生きているという。今は、小学生の次男とサッカーの練習をするのが、何よりの息抜きだ。
○…「ものづくりが向いている」。父のそんなアドバイスから、大学では土木工学を学び、卒業後は、高速道路の管理・保全などの仕事に。だが、もっと住民と一緒にまちづくりがしたいと考え、04年に入庁。道路局では老朽化した橋の架け替え、首都高に出向した際には、横浜環状北線の設計にも携わった。
○…都市整備局配属後は、横浜駅周辺、綱島エリアでまちづくりを担当。立場の違う関係者の思いをくみ取り、難しい調整を行うことも。「でも困難の中にやりがいがある。今もコミュニケーションを大切に、最適解を探している」。綱島の事務所開きでは、地元の人たちの「よく来てくれた」という言葉にやりがいが増した。「皆さんが笑顔で終われるようサポートしていければ」と力強く先を見据えた。
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