県政報告101 官民協働で健康づくり 県議会議員民主党・かながわクラブはかりや珠江
桜が楽しみな季節になりました。
開会中の県議会第1回定例会では、25年度の予算案などが審議されおり、、25日に最終日を迎えることになります。
今回は、厚生常任委員会に関わる「医療」や「健康づくり」等について取上げます。
*「いのち全開宣言」
黒岩知事は新年度「3つの全開宣言」を重点とする方針を示しました。一つは、情報技術を活用することにより県民サービスや仕事の効率化を図る「電子化全開」。二つは神奈川の持っている地域特性や県民パワー、文化的風土などを活かす「潜在力全開」。そしてもう一つが「いのち全開宣言」です。
神奈川では全国を上回るスピードで高齢化が進んででいる現状があり、医療・介護分野の費用が年々増加しています。「いのち全開宣言」では、「健康寿命日本一」を目指すことを掲げ、予防に重点をおいた2つの「健康づくり」に取組むとしています。
一つは、「食」を通じた健康づくり。知事は漢方や東洋医学の考え方を参考にし、「医食農同源」の考え方や健康食材を普及させる事業に意欲を見せています。
もう一つは「地域」からの健康づくり。市町村と一体となり活動することにより、保健師を活用した食生活指導や、生活習慣病予防の効果を「見える化」する事業などです。
食生活の乱れや運動不足などからメタボリックシンドロームの人は増加しており、放置したままでいると、糖尿病や心筋梗塞などの生活習慣病を発症することになります。予防や健康づくりは、地道に継続していくことで必ず成果が出ると思います。県民の健康度をアップさせることは一人ひとりの幸せだけでなく、神奈川の活力を高め、介護や医療関係費の削減にもつながっていくのです。
*がんセンター総合整備
県民の健康を守るもう一つの大きな柱は、治療です。県立がんセンターでは、がん対策を総合的に進めるため、重粒子線治療装置の導入を含めた総合整備が進められています。この装置は、従来の放射線治療では効果の上がりにくかった難治性のがんに有効で副作用も少ないため、議会でも早期の導入を求めてきたものです。新がんセンターは今年11月にオープン。重粒子線治療装置による治療の開始は27年後半の予定となっています。
また、優れたリハビリで定評のある厚木の神奈川総合リハビリテーションセンターも老朽化や耐震性の課題を解決するため再整備されます。精神医療センターの総合整備も行われ、県民の皆様が質の高い医療を受けられる環境が前進していくことになります。
|
|
|
|
|
|
PCジャングル本店だからできる中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews |
|
<PR>