第30回記念となる水彩画展を開催する「横浜轟会」会長 石森 朋光さん 菊名在住 72歳
縁の下で会の発展支える
○…「水彩画を描いたことがない方でも大歓迎」。4月16日から22日の期間、神奈川区にあるかなっくホールで30回の節目となる水彩画展を開催する。今回の会場は、照明などの会場セッティングも会員らで行う。「1点1点ゆったりと見て頂けるようにと考えています」。展には会員18人が描いた風景・静物・人物画約35点を出展。「個性と意欲が溢れる作品ばかりなので少しでも楽しんで頂けたら」
○…「与謝蕪村の絵は温かみがあって一番好きです」。水墨画が趣味だった父親の影響から幼少期から絵が好きで、自宅の本棚には絵画の本が所せましと並べられている。と言っても62歳で定年退職するまで本格的に描いたことはなかった。30年以上利用している自宅近くの港北図書館で水彩画教室『横浜轟会』への会員募集の張り紙を目にしたことが入会のきっかけとなった。それから約8年、水彩画の世界にのめり込み、今では全会員中2番目の古株となった。
○…淀橋区(現新宿区)で生まれ、2歳の時に父親の実家がある群馬県への疎開を経験。小学3年生の時に横浜市に移り住み、菊名の移り変わりを55年以上見守ってきた。「菊名の駅舎は木造。周辺は田んぼが広がりのどかでしたよ」と当時を懐かしむ。大学では文学部に在学し卒業後は記者志望だったこともあり、地域で約17年間続いた菊名新聞の記者を務めた経験も。「物を書くことが好きなんです」と話す通り、会で月1回行っているスケッチ散策のパンフレット作成は5年以上自ら手がけている。
○…水彩画は奥が深い。だからこそ、そこが魅力でもあるようだ。現在32年目を迎えている会は月3回、菊名地区センターに講師を招いて活動している。「意欲的な会員が多い」と話しながら、一人ひとりが気持ち良く活動を続けることでより活発な会になることを願う。「そのための力は惜しみません」
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