県政報告103 「未来を育てる」子育て 県議会議員民主党・かながわクラブ はかりや珠江
住宅事情が変わって「屋根より高いこいのぼり」が少なくなりましたね。でも親心はいつの時代もみんな一緒。こどもの幸せを願っています。
5月5日は「こどもの日」です。今回は、「こども」をテーマにお届けさせて頂きます。
*こどもを守る法律
「児童福祉法」が制定されたのは昭和22年。戦後の混乱のなか、家族を亡くして困窮する児童の保護・救済と、健全育成を図るために制定されました。
最近では、「児童虐待防止法」や「次世代育成支援対策法」など、様々な事情から家庭で生活できない児童などへの支援や、進行する少子化への対応などを見据えて、幅広く子どもの育ちを社会全体で支えていく制度として整備されつつあります。
しかし、もちろん万全ではありません。さらに安心して子育てができるよう、社会環境の変化に応じて法律や制度を点検すると共に、家庭や地域、教育機関、企業、行政が連携を深めていくことが求められています。
*子育ての悩みは?
「育児は育自」とよく言われるように、子育てを通じて親自身も成長していくものだと思いますが、こどもの年齢等によって悩みもまちまち。なかには家族だけでは解決がしにくい課題や、専門家のサポートを受けた方がより良い問題もあります。
そうした場合の相談に乗ってくれるのが、児童相談所です。横浜市の北部を担当しているのは、都筑区役所2階にある北部児童相談所です。
北部児童相談所
【電話】948・2441
初めての子育てで不安が大きいなど、こどもの養育全般に関わる相談はもちろん、非行や不登校、障がいに関する相談を受け付けています。この他にも県や市で相談内容に応じた窓口を設置しています。是非活用して下さい。
*豊かな心を育てる
知識や技術は確かに大事です。しかしもっと重要なのはそれをどのように活かすのか、さらに「人間力」を養うことこそ大事なのではないでしょうか。
人間関係を築くのが苦手な若者が昨今増えているといいます。情報通信技術の進歩は、こどもにも光と影、両面の影響をもたらしていることを忘れてはいけないと思います。
こどもたちが豊かな感性をもって成長できるよう、自然や芸術に親しむ機会も意識して作らなければならないでしょう。「こどもを育てることは未来を育てること」。そのことを忘れないでいたいものです。
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