次世代に誇れるヨコハマづくりを 自由民主党 佐藤ひろふみ
見えてきたもの
私はこの2年間、横浜市会議長のほかに全国813の市議会議長で構成される全国市議会議長会の会長を務めさせて頂いております。地方公共団体が抱える共通の課題解決に向け協議を重ねる組織で地方の声を国政へ反映させるべく、さまざまな取り組みを進めてきました。他都市の議長と情報交換をする中で再発見もありました。それは、約370万人という人口規模を誇る横浜市の「市民サービスの向上」です。スポーツや文化施設を充実させることで更なる市民サービス向上を実現させたいと思います。
また、とかく議会は見えづらいと思われがちですが、横浜市会ではネット中継やポスターの掲示などで議会の「見える化」を進めてきました。日本最大の大都市特有の課題が複雑高度化する中、市会・市会議員が果たすべき役割を明確にし、市民と共有することでより豊かな市民生活の実現を図ることが求められてきました。こうした中で市会では24回の議論を重ね、平成26年2月に横浜市議会基本条例を制定しました。12月に策定した2014年から17年の「横浜市中期4か年計画」は議会の議決を経た計画になります。
家庭・学校・地域が一体に
市民の暮らしに直結し、明日を担う子どもたちに誇れるヨコハマづくりに取り組む上で私が目標に掲げている1つに「家庭・学校・地域が一体となり、子どもたちを育む風土づくりの推進」があります。子どもが通う小学校のPTA会長時に立ち上げた「おやじの会」は、地域で互いに顔が見える関係づくりを目指しており、現在はOBという立場になりましたが、休日には環境整備活動などに参加をしています。
経済活性化と災害
横浜経済の活性化については、中小企業や商店街対策の強化が必要と考えています。現在は、国の地方創生交付金を活用した横浜市内共通「プレミアム付商品券」の発行を審議中です。それと同時に都市基盤を作っていくことが重要と考えます。首都高速横浜環状北線や北西線の整備も進んでおり横羽線、湾岸線、第三京浜道路との連携が強化されます。災害時等には全国から市内各地への救護や物資の輸送が行われるため、道路ネットワークが確立することで輸送ルートが多重化し、災害に対する備えが充実します。地域コミュニティの希薄化が叫ばれる中、震災時は公設消防のみでは対応できないことが想定されます。自助・共助の面を高めていく必要があると考えます。
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