県政報告㉓ コロナウイルス対策、私が力を注ぐ「三つの視点」 県議会議員 武田しょう
2月12日より開会中の神奈川県議会・第1回定例会ですが、身近な脅威となった新型コロナウイルス感染防止のため、2月26日、神奈川県では黒岩知事から県民の皆さまへの緊急メッセージを公開しました。
また、政府は3月2日から春休みまでの小中学校・高校に対し、全国一律での一斉休校要請を出しました。以来、県教育委員会は連日対応にあたっていますが、各種報道を見ると、その意図に関わらず結果として不安を増幅させる内容が目立つ印象を拭えませんでした。何よりも優先されるべきは、これから何十年も生き、未来の日本を支えていく子どもたちの健康が第一でありましょう。
健康と同時に案じられる第二は、政府の要請で児童・生徒の学習機会が損なわれてしまったことの埋め合わせをどうするのか、また保護者の負担をいかに和らげるかという視点です。県民の皆様にはウイルスの根絶に向けて各種行動をご辛抱いただく一方、私は文教常任委員会委員として、休校期間中、低学年や特別支援学校児童・生徒の学校受け入れとそれに伴う登下校時の警察の巡回強化、そして情報通信技術(ICT)を活用した遠隔教育の推進など、保護者が少しでも子どもの教育に対して安心できるような施策にも力を注いで参ります。
第三には、この4月には各学校が新学期を迎えるのみならず多くの企業や機関も新年度を迎えます。3月25日まで続く定例会では、ウイルス対策のこれまでと現在、そしてこれからをしっかりと見据え、新たな年度の節目を安全・安心に迎えるためにも、ひとつでも多くの政策議論を積み重ねて参ります。
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