港北区PTA連絡協議会副会長で、オンラインイベントの企画の中心を担った 榎本 哲也さん 新吉田東在住 39歳
何事にも全力疾走で
○…同会として初の試みとなった「こうほくオンラインフェス」。開催に向けては「面白さと実現性を両立させることが大変だった」と振り返る。参加した子どもたちの楽しそうな表情に「実験的なイベントだったが実施してよかった」と一定の手応えを口にする。
○…コロナで制約もある中、副会長として「できないことではなく、何ができるかに目を向けよう」と会の改革にも着手。オンラインでの会議やペーパーレス化も推進した。テーマは”チェンジ”。コロナという苦境を、変化へのチャンスに見事に変えてみせた。ＰＴＡに関わり始めたのは４年前。飲料水メーカーに勤める傍ら「学校のことを知り、地域と関りを深めたい」と新吉田小学校のＰＴＡ会長に立候補した。今年で50周年を迎える同校では「節目をただの行事にしたくなかった」と当時から様々なイベントを企画し周年への機運を高めていった。
○…大阪府出身。中学〜大学では陸上部で長距離に打ち込んだ。きっかけは小６で出場した市民マラソン。３位で大きなトロフィーをもらい「それがとても嬉しくて。当時の記録は今でも覚えているよ」と微笑む。２０１３年に妻と愛娘２人とともに横浜に。「色んな公園に行って遊ぶのが大好きで。高速道路で遠方まで行ったことも」と優しい父の表情を見せる。現在も日課はジョギングと散歩で「鶴見川の綺麗な景色を見ているといいアイデアが浮かんでくる」とにっこり。
○…いよいよ今月末に50周年記念式典を迎える。その過程では児童が中心となりプレイベントを企画するなど「子どもたちもどんどん前向きに学校や地域のことを調べてくれてよかった」。ゴールは目前。４年間の集大成に向けてラストスパートをかける。
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