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港北区版 公開:2018年4月5日 エリアトップへ

篠原城と緑を守る会の会長に就任した 金子 和夫さん 仲手原在住 72歳

公開:2018年4月5日

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先祖の思いをかたちに

 ○…平安期からその地に居を構えていた篠原城。その城主の末裔として、同城跡と一帯の緑を守り続けている。新横浜の開発以来、「城とその周辺の緑地だけは残さなければ」と一層強まった使命感が原動力。城を巡るツアーや篠原城と杉山神社フォーラムなどを開催しており、どちらも毎度満員御礼だ。

 ○…生まれてこの方港北区を離れたことはない。「一子相伝というんですかね。祖父や父からは武士の教えをよく聞かされました」と幼いながらも長男としての役割を背負っていた。慶大商学部に入学し、経営学を勉強。飛行機が好きで、卒業後は定年まで全日空に勤務していた。「城や歴史が好きというわけではなかった」というものの、幼い頃から愛着のあった篠原城への興味は頭の片隅にあり、8年前、同会を立ち上げた。「先祖の意思を継がなくてはと思ってね。DNAが疼いているのかな」と笑う。

 ○…日本伝統の古典園芸である風蘭を育てて30年。100種類ほどが温室で元気に育っているそう。また、学生時代に熱中したブルーグラスバンドを定年後に再結成し、フラットマンドリンを担当。ハープを奏でる妻も一緒に7月にはライブを開催する。フットワークの軽い父の背中を見てきた娘は、夫と一緒に同会の活動を行っており、「バンドも会も、こうして家族と一緒に活動できるのは、幸せなことだなあ」と呟く。

 ○…「杉山神社絡みの芸能ステージにスタンプラリー、篠原城と小机城でのろしをあげて…」と頭の中は企画の構想であふれており、話を聞いているだけでこちらも楽しくなってしまうほど。持ち前の企画力が腕を鳴らしている。篠原を守るサムライは、町興しの新しい形を生み出していくのだろう。

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