10月末から開催予定の「第37回大倉山秋の芸術祭」実行委員会代表を務める 立花 篤彦さん 神奈川区在住 63歳
いつも隣には音楽が
○…芸術祭には約10年前から、トランペット奏者として自身もステージに出演してきた。ここ数年は、イベント全体を盛り上げようと実行委員会のメンバーとしても活動。代表として臨む今年は「コロナもあるので安全第一だが、多くの人に足を運んでもらい、大成功で終われるように」と来月の幕開けに向け準備に熱が入る。
○…出身は神戸。友人の兄の演奏姿に憧れ、中学の吹奏楽部でトランペットにのめり込んだ。高校では市民オーケストラに所属し、音楽大学への進学を機に神奈川県へ。在学中には、「最も尊敬し影響を受けた」というフランス人奏者の演奏を生で聴き感動したという。卒業後は、音楽家として各地へ。思い出深いのは、1988年の東京ドームの竣工式で記念のファンファーレを吹いたこと。「巨人軍の選手より先にロッカールームに入ったよ」と微笑む。
○…現在は、首都圏を中心に後進育成のための教室や小学校での指導も行っている。指導用の教材や楽譜、音源づくりに勤しむ日々が続くが「音楽は、仕事であり趣味であり息抜きだから」と疲れ知らずの笑顔を見せる。今回の芸術祭にも教室の生徒たちと出演。発表前はいつも緊張するが、得られる達成感は何事にも代えがたい。また「打ち上げもライブの醍醐味。音楽を愛する仲間と一緒に演奏した後が一番いいお酒が飲める。コロナが収束したら、早くまた飲みに行きたいね」と白い歯をこぼす。
○…秋の風物詩となった芸術祭は今年で37回目。コロナ禍も乗り越え続けてきた。自身もジャズとオカリナを披露するほか、様々な催しが目白押し。「36年間のバトンをしっかりとつなげるように。目で見て耳で聞いて、たくさんの人たちに楽しんでもらいたい」
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