男子プロバスケ「横浜ビー・コルセアーズ」のキャプテンを務める 田渡 凌さん 横浜市在住 26歳
「横浜を勝てるチームに」
○…2年半前の加入から攻撃の司令塔、ポイントガードとして存在感を放つ。チーム再起をかけた今シーズンはメンバーも一新。「横浜を勝てるチームにする」と新キャプテンとして奮闘中。恋愛ドキュメンタリー番組「テラスハウス」入居やこれから行われるオールスターゲーム出場など注目度は急上昇ながらもバスケへの愚直な姿勢は変わらない。「ブースターに必ず恩返しをする。ついてきてほしい」と決意を新たに。
○…高校バスケの名監督である父親の元、男3兄弟の末っ子として東京で誕生。「いつでもバスケ。何よりも楽しい」と物心ついた時からバスケ一筋。中学時代から全国大会で名を馳せ、U─18日本代表にも選出される実力は「誰にも負けない練習量」の賜物。アメリカの大学に進学したのも更なる高みを見たかったから。「どこまで通用するのか。努力する場を作りたかった」
○…「勝つたびに生きてて良かったと思う」。そんな瞬間や喜びを多くの人と共有しようと、障害のある人をホームゲームに招待したり、チャリティーイベントなどを行うプロジェクトを個人的に開始。特別支援学校で働く母の姿やアメリカでの地域活動が胸に刻まれていた。「たくさん声援をもらってる。恩返しは当たり前のこと」
○…バスケを語る淡々とした表情から一変「子ども大好き」と目尻を下げる。「ファンレターは全部保管して見返してる。女の子からの手紙にお母さんの字で『初めてのファンレターです』って書いてあったのは超嬉しかった」。2020年、東京五輪。目指すのはもちろん日の丸を背負うこと。「日頃の生活も全てバスケに現れると思ってる。毎日、その日できる最大限の努力をする」更なる飛躍の年に。
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