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南区 人物風土記

公開日:2012.09.13

南区老人クラブ連合会の会長として長寿社会づくりに取り組む
相馬 誠司さん
別所在住 69歳

”サービス業”でみんな元気に



 ○…主に60歳以上の人が活動する老人クラブ。南区内141クラブ、約9000人を束ねる組織のトップを4月から務める。「高齢者が多い南区なら、会員はもっと増えていいはず。75歳以下の会員を増やしたい」と意欲を見せる。連合会の恒例行事であるカラオケ大会を終えたばかりだが、今後は芸能大会も控えており、息を付く暇がない。



 ○…町内会副会長を務めていたことから、地域の老人クラブに誘われたのが58歳の時。「最初はあいさつだけのつもりで参加した」という定例の会合では、酒を飲んで酔いつぶれたメンバーを家まで送り届けることになった。みんなで集まり、酒を飲みながら楽しそうに話す様子に老人クラブの存在意義を知った。月に1度のこの日を楽しみにする人もいる。その期待に応えるべく、今では誰よりも早く会場に行き、みんなを迎え、何人もの人から嫁や息子の愚痴を聞く。「愚痴を言ってすっきりしたおばあちゃんは、その後、家で3日間はいい人になるらしい」と冗談交じりに語る。



 ○…会長として、多くの会員と接する中、名前を知らない人を「お兄さん」「お姉さん」と呼ぶ。「自分の兄や姉のように接すれば、相手も受け入れてくれる。後で年下と分かることもあるけどね」と笑顔。足が悪い人がいれば手を引いて一緒に歩き、カラオケでは機械の操作を一手に引き受ける。「サービス業だと思えば、何でもできる」と語る表情に活動への揺るぎない自信と信念がうかがえる。



 ○…精密機器製造工場の品質管理の仕事を退いてからは、地域の活動に専念。別所で生まれ育っただけに今でも「誠ちゃん」と声をかけられることも多い。会長になり、多忙な日々が続き「庭の植木の水やりが心配」と苦笑い。「75歳までは老人クラブの活動をして、そこからは自分の時間。海外旅行に行きたい」という。「クラブの活動で元気になれる」―。そう信じて、あと6年、全力投球を続ける。

 

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