南区版 掲載号:2013年4月25日号
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歌手として「からたち童謡の会」を主宰し、5月2日にコンサートを行う 赤岡 綾子さん 六ツ川在住 72歳

童謡でみんなに活力を

 ○…「歌うことをみんなで楽しみたい」と南公会堂を拠点に月2回、歌唱指導を行っている。会員は約40人からスタートし、現在は他区での会も合わせると約1900人に増えた。幅広い年代の会員と会場で一緒に歌うことで勉強になることが多いという。

 ○…生まれは東京都。戦争で秋田の鳥海山のふもとに疎開。そこで母に連れられ、キリスト教系の幼稚園が開いていた讃美歌や童謡を歌う会に参加したのが、歌との出会い。「兄弟が多く貧しかった」と当時を振り返る。戦後、荒廃した人々の心に届くようにと、ラジオから明るく元気が出る歌が流れ「歌の力を肌で感じた」と話す。所属していた合唱団でイタリアの先生を紹介され、38歳の時、ひと夏イタリアで独唱を学んだ。

 ○…日本に戻り10年はソロリサイタルを行っていた。一方的に歌って終わるソロ活動に孤独感や疑問を感じ、50歳になって「からたち童謡の会」を立ち上げた。そのころ、会員は年上ばかり。戦争など多くの苦難を乗り越えてきた会員を”人生の先輩”と呼ぶ。

 ○…「みんなで歌うことを楽しみたい」という設立当初の思いは今も変わらない。「AKBも歌うの」と明治から平成まで、さまざまな年代の歌を取り入れ、時代背景、歌の特徴などを下調べしていくという。「一方通行にしないため、質問を投げかけ、問いかけるようにしている」と工夫を凝らす。数日間、誰とも会話しない人も、みんなで歌えば知らない曲でも自然と声が出るという。「健康体ではないけれど、会場に足を運び、歌うことを楽しみに、生きがいにしてくれていることが何よりも嬉しい」。長い間活動できたのは「支えてくれる会員さんがいるから。私が少しでもせき込めばレモンのハチミツ漬けをくれるんですよ」と笑みがこぼれる。一人で暮らす会員と接する中で「情報交換できる場を提供したい」という新たな目標を胸に、今後も童謡で活力を与え続ける。

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