南区版 掲載号:2014年4月24日号 エリアトップへ

ダウン症の子を持つ保護者の会の代表で、5月5日に行う講演会を主催する 岩本 眞さん 大岡在住 73歳

掲載号:2014年4月24日号

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地域動かす熱意と行動力

 〇…県ダウン症児父母の会横浜支部の代表を30年以上務める。成人期を迎えた人の支援法を考える講演会を前に「短期ではなく、長い目で見た支援策を考えてほしい」と訴える。ダウン症の人にとっても高齢化は避けられない問題。「専門施設は皆無」と厳しい現状を打ち明ける。会の目標の一つである環境改善に向け、取り組みは続く。

 〇…市大医学部でレントゲン技師として勤務。結婚翌年の1965年に長男が誕生した。当時はダウン症に対応できる病院が少なく、育児のすべてが手探りだった。「この子をどう育てればいいのか」。電車に乗れば好奇の目で見られ、父として「世間の風は冷たいと感じた」と振り返る。そんな中、六ツ川のこども医療センターに集まるダウン症児の保護者からアドバイスを受け、前向きな気持ちになれたという。

 ○…81年には区内6つの障害者団体をまとめ「南区障害児団体連絡会」を立ち上げ、代表に。地域で活動できる施設を設立すべく、先頭に立って町内会などに働きかけた。障害者が集まることに難色を示す人もおり、交渉は難航したが、熱意が伝わり、87年、別所に「むつみ」を建設。最近は障害者を地域の防災訓練に積極的に参加させている。「最初は『何をしに来た』という目で見られるが、地域の中に入ってみて分かることもある」と真剣な眼差し。障害者の社会進出が進んだこともあり、「ダウン症の人も普通に電車に乗れるようになった」と時代の移り変わりを感じている。

 ○…学生時代はバレーボールを好むスポーツマンだったが、30年以上前に病気をしてから、太極拳を始めた。毎週日曜、仲間と体を動かし、若々しさを保っている。妻、長男と3人暮らし。長男と6歳離れた次男は「『父さんたちがいなくても、兄の面倒は任せて』と言ってくれる」と笑顔。ダウン症や障害への理解を深められるよう、家族と一緒に力強く歩んでいく。

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