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南区版 公開:2015年11月12日 エリアトップへ

六ツ川地区連合自治会の会長を務める 最上 直さん 六ツ川在住 68歳

公開:2015年11月12日

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シンプルに思い貫く

 ○…今春、同地区連合自治会の会長に就任した。「力不足と思ったが『会長の役割』をあまり分かっていないことがかえって良かった」と先入観を持たず、要請を引き受けた。半年が経ち「地域のことを分かっている人が大勢いる」と周囲に支えられていることを強調。座右の銘である「シンプル・イズ・ベスト」を胸に、11月15日に行う「ふれあい祭り」では、異世代が楽しめるステージやゲームなどの新しい企画を設けた。

 ○…宮城県で生まれ、小学生の時は父の仕事の都合で3度の転校を経験。青森、名古屋、東京を渡り歩いた。人見知りがなく、「引っ越すと友人が増えた」と前向きに振り返る親しみやすい人柄が、現在の会長職に活かされている。高校時代は「勉強せずに遊んでばかりだった」と苦笑。卒業後は予備校に通う友人の姿に刺激を受け、勉学に打ち込んだ。「切り替えが早い方だから」と自己分析する。

 ○…大学卒業後は総合物流会社に就職。港湾作業員として昼夜問わず汗を流す。26歳で結婚。2人の娘を授かると、会社の欧州拠点であるベルギーに渡って8年間生活した。「子どもが言葉を覚えるのが早くて通訳をしてくれた」と微笑む。帰国後は豊富な海外経験を活かし、物流会社が集まる協会の国際交流委員長を務めたことも。人材育成のために大学で講演を行うなど、「このころの経験で人のためにできることがあると感じた」と振り返る。

 ○…60歳の時、亡くなった母の遺品で地元住民との会話や勇気づけられた思い出がつづられたノートを見つけた。地域活動に興味を持ち、六ツ川高嶺自治会の会長は6年間継続する。妻はクモ膜下で若くしてこの世を去った。当時、長女は大学生、次女は中学生だったが「2人ともすくすく育ってくれた」と現在は次女夫婦と暮らす。「100人いれば100通りの考えがある。まとめ役に徹して日々勉強したい」とシンプルを貫き、確実に前進を続ける。

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