南区版 掲載号:2016年1月28日号 エリアトップへ

看護師で「足」をテーマに介護・看護従事者が語り合う企画を行った 池永 恵子さん 井土ヶ谷中町勤務 54歳

掲載号:2016年1月28日号

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”一緒に”合言葉に歩む

 ○…看護師、介護士を集めて1月19日に「足カフェ」を初めて開催した。「壁を取っ払って一緒に新しいことに挑戦したかった」と優しい笑顔で胸の内を語る。団塊の世代が75歳以上となる2025年問題を前に、看護・介護などの多職種連携が注目される中、「足の健康」をキーワードに互いが同じ目線で意見交換できる場を作ろうと始めた。「在宅を利用する人が何を必要としているのか、一緒に考えたい」。”一緒に”がカフェのテーマだ。

 ○…5年前に横浜で開かれた学会に参加し、フットケアに興味を持つ。1年後には指導士の資格を取得。訪問先で爪や足をきれいにするケアを取り入れると、口を利いてくれなかった患者が心を開いてくれた。「『あなたが来てくれて嬉しい』と言ってくれた」と振り返って笑う。2年前に始めたフットケアのサークル活動では、メンバーと南区の介護施設を訪問し、高齢者の足を観察するボランティアを行う。訪問した1カ月後に同じ施設へ行くと、施設で働く介護士が利用者の足の健康状態を進んで確かめるようになっていた。「現場で自然に実践してくれていた」とフットケアが生んだつながりを喜ぶ。

 ○…横浜で生まれ育ち、看護師の母に育てられて「何となく自分も看護師になった」と苦笑。20代半ばで結婚・出産するとしばらく現場を離れたが、5年後に訪問看護ステーションで仕事を再開した。「時間の融通が利くから子育てもできる。患者さんが私を認めて自宅に入れてくれることが嬉しかった」と”訪問”へのやりがいを強めた。

 ○…夫と息子、母と4人で保土ケ谷区に暮らす。夫とは年に一度、2人きりで旅行に行くのが定番。全国で行われるフットケア学会に出席する一人旅も楽しみの一つで、知識を深める努力を怠らない。「看護も介護も足のことならつながりやすい。線引きせずに自然と『一緒に』ができる関係にしたい」と心に決める。

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