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南区版 公開:2019年12月5日 エリアトップへ

11月から南区選挙管理委員会の委員長に就任した 岩田 充治さん 永田南在住 75歳

公開:2019年12月5日

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人を大事に寄り添い続ける

 ○…南区の4人の委員の代表に就き、「選挙を正しく行うことが一番」と気を引き締める。ほかの3人の委員との意見交換も多く、より良い組織運営を模索する。

 ○…西区で生まれ育つ。「パナソニック」の創業者・松下幸之助の「物をつくる前に人をつくる」に代表される人を大事にする経営に魅力を感じて同社へ入社。家庭にエアコンやカラーテレビが普及しつつあった時代、営業マンとして、電気店に自社製品を扱ってもらうよう、神奈川県内を奔走。売上不振に悩む店舗オーナーと一緒に家を一軒一軒訪問して営業することも。「岩田のためなら、松下製品を置いてやろう」という言葉が励みだった。「相手の悩みを聞き、一緒に考える。それによって人間関係が作られる」。県内営業所で売上トップとなるほどの敏腕だった。

 ○…約40年間の会社員生活を終えた後は、仕事の取引先から声を掛けられ、保土ケ谷区で高齢者の生活支援を行うNPO法人に。「高齢者が高齢者を助けるような時代だから」と、当時のホームヘルパー2級の資格を取得。町内会では老人会会長を10年以上務める。

 ○…6年前に妻が倒れ、自宅での介護が続く。「料理を作るのも妻の服を買うのも慣れちゃったね」と前を向く。「会社員時代に仕事優先で苦労をかけたから」と今は妻に寄り添う。家族に喜んでほしいと30年前に買った家からは、ランドマークタワーや京急が走る様子が見られる。「バブルがはじける前だから高かった」と笑う。小中学生2人の孫からは「『みっちゃん』って呼ばれるんだよ」とさらに目が細くなる。「自分に厳しく、人に優しく、毎日感謝」がモットー。人を大事に、相手に寄り添う気持ちをいつまでも持ち続ける。

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