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地域と創る 持続可能な社会 井土ヶ谷下町「太陽住建」
南区井土ヶ谷下町の「太陽住建」は太陽光発電システムの設置・販売、リフォーム工事が本業。SDGsの視点から本業を通した社会課題解決に向けた取り組みを続ける。昨年7月にはニューヨークの国連本部で開かれた「国連ハイレベル政治フォーラムサイドイベント」で同社の河原勇輝社長が講演し、注目を集めた。
テーマに掲げるのは「地域とともに創る、誰ひとり取り残さない持続可能な社会」。同社は従業員10人程度の中小企業だが、河原社長は「中小企業は『持続可能な地域づくり』の推進主体として大きなポテンシャルを持っています。地域が持続可能であることは、自社の事業存続の観点からもとても重要です」とSDGsは企業の事業戦略につながるという。
太陽光や空き家活用
本業の中で特に太陽光発電事業、障がい者や高齢者に対する働きがいのある就労機会の提供、空き家活用がSDGsと親和性が高いとし、これらを優先的に進めている。
福祉避難所への太陽光発電施設設置を進めており、工事の一部を障がい者に依頼している。一般的な賃金よりも高い時給1千円で就労機会を提供。この工事実績が評価されて、他企業の就職につながった人もいる。また、70代後半の高齢者にも設備の営業に携わってもらい、働きがいのある環境づくりを目指す。
磯子区中原の2階建て空き家を活用し、「Yワイひろば」を開設。1階はコミュニティスペース、2階は市民活動団体や企業などに貸し出すコワーキングスペースにしている。南区の本社も「おひさま広場」として地域に開放。地域課題を共有し、解決への道筋を考える「井土ヶ谷リビングラボ」の会場としても機能する。河原社長は「社員一同が同じ思いで、地域の皆様と歩みたい」と今後も持続可能な社会づくりに取り組む。
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