神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2020年2月27日 エリアトップへ

創部20周年を迎える少年野球チーム「21Sイーグルス」の監督を務める 山田 浩さん 六ツ川在住 61歳

公開:2020年2月27日

  • LINE
  • hatena

野球の楽しさ 子どもたちへ

 ○…監督として通算13年。「周りで少年野球チームがなくなる中、よく続けられた」という。創部20年を前にして行ったパーティーに多くの教え子が集まったことがチームの一体感を示す。今のメンバーは22人。練習中はグラウンドを歩き回り、選手が指示を理解しているか確かめるのが山田流だ。

 ○…六ツ川で生まれ、自らも中学生まで自治会の野球チームでボールを追った。22年前、息子が小学4年生の時にイーグルスの前身チームに入り、自身も毎週末はグローブ持参で練習に足を運んだ。16年前に監督就任。大切にするのは「野球を楽しいスポーツだと感じてもらう」ことだ。

 ○…「勝ち負けではなく、好きになってずっと続けてほしい」。空振り三振を喫し、肩を落としてベンチに戻る子どもには「よく振った」と声を掛け、チャレンジしたことを誉める。さらに、6年生は必ず試合に起用する。「試合に出たということを思い出に卒業してほしい」と願う。「だからなかなか勝てなくてね」と笑うが、勝敗をよりも大切なことを教え続ける。チームが移動時に外を歩くと、OBや地域住民から声を掛けられることが多い。「何年経っても覚えていてくれるのが嬉しい」と六ツ川の温かさに感謝する。

 ○…石油販売会社の関連企業でシステムエンジニアとして働く。平日は会社、週末はグラウンドの日々に「仕事で疲れても野球で気分転換できる」と前向きだ。50年以上暮らす六ツ川は「優しい子どもが多い」という。選手が通う六つ川小の運動会や授業参観に行くのが楽しみ。「野球とは別の顔が見られる」と笑顔。「今の1年生が6年生になったらどうなっているかなぁ」と思いを馳せる表情は、我が子を見る父親のようだった。

南区版の人物風土記最新6

高野 一哉さん

県内の若手塗装業者らによる「神奈川昭和会」の会長を務める

高野 一哉さん

別所在住 42歳

3月28日

境 領太さん

3月14日、都内開催の「起業家万博」で関東代表としてビジネスプランを発表する

境 領太さん

中区在勤 39歳

3月14日

竹内 一郎さん

市大病院の医師で能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

二葉町在住 51歳

3月7日

川崎 順一朗さん

理容店「ヘアーサロン アンス」の店主で、県の優良衛生技能者に選ばれた

川崎 順一朗さん

山王町在住 61歳

2月29日

千原 幹男さん

2月17日に餅つき大会を行った中村町一丁目第二あずま会の会長を努める

千原 幹男さん

中村町在住 76歳

2月22日

佐藤 和義さん

「桜剣士会」の創設者で、今年度の市スポーツ普及功労賞を受賞した

佐藤 和義さん

南太田在住 65歳

2月15日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook