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南永田団地｢ほっとサライ｣ ｢つながり｣の拠点 笑顔再び 永田台小児童も一役
コロナ対策の下、元気に営業中
南永田団地では、高齢者の健康づくりや多世代交流を行う場を提供しようと、住民と地域が連携したまちづくりが進められてきた。同団地の商店街にある「サロンほっとサライ」は、人の”つながり”を肌で感じる地域の拠点として親しまれている。
同サロンは、団地住民らによるＮＰＯ法人「永田みなみ台ほっとサライ」が昨年４月、商店街の空き店舗にオープンしたもの。スタッフはボランティア約30人が交代で務め、「多世代が笑顔で交流」をコンセプトにしている。コーヒーや焼菓子を提供し、火曜・金曜限定の日替わりランチ（５００円）、その日以外のトーストセット（３５０円）も人気だ。
｢その日限り｣を
日替わりランチのメニュー被りは１度もないという。同法人の佐藤明美さんは「毎月第１金曜日のメニューはカレーに決めています」と話し、具材やトッピングを変えることで、その日限りの特別メニューを提供する。先日大好評だった「ナスのカレー」には、団地近隣の永田台小学校の２年生が生活科の授業で育てたものを使用。児童たちは同サロンの手伝いや看板作成をするなどの活躍も見せている。
新日常 力を合わせ
現在は通常営業に戻り、住民の交流やつながりが戻りつつあるが、コロナ禍による約２カ月の休業中はテイクアウトに切り替え、日替わり弁当やフレンチトーストなどを提供した。当初は１日50食のみの提供だったが反響が大きく、80食に増やして対応した。
同サロンでは、更なるつながりのために各種イベントを計画しており、行政、各団体、ＵＲ都市機構等も様々な形で関わりながら南永田団地を盛り上げていく。
■サロンほっとサライ 永田みなみ台２の１の１０４ 【電話】０４５・３０９・６３６５ 11時〜15時 日曜・祝日休
ナスを寄贈した永田台小の児童
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