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事業者向け経営支援【3】 助言実行で売上V字回復 IDEC横浜 無料出張相談
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、南区役所は事業者を支援しようと、市の外郭団体である公益財団法人横浜企業支援財団(通称・IDEC(アイデック)横浜)と連携し、相談窓口を紹介する取り組みを進めている。
IDEC横浜は職員が企業を訪問し、経営課題を掘り起こし、解決へ向けた支援メニューを案内する企業支援のプロ集団だ。事業者が電話をするだけで、中小企業診断士らの専門相談チームが会社、事業所を訪問し、抱えている悩みや課題を整理してくれる。
攻めの営業に転換
泉区の「肉の宝屋・いずみ野店」は地元で40年以上親しまれている精肉店。2013年、駅前再開発により、好立地だった場所からの移転を余儀なくされ、それまで1日120人以上あった来店客が40〜50人に激減した。頭を悩ませた社長の渡辺幸雄さんはIDEC横浜に相談。店を訪れた専門家に店舗の状況を説明した。専門家からは「待っているだけでは来客が期待できない場所。チラシやPOPを作ってアピールした方がいい」と具体的なアドバイスを受けた。渡辺さんは手作りのチラシを近所に配布。同時に事業所向け弁当配達の”外回り営業”にも励んだ。この攻めの姿勢が新たな顧客獲得につながり、売上は移転前の水準に戻った。コロナ禍でも弁当配達は好調を維持しているという。
IDEC横浜にはコロナ禍で小規模事業者からの相談が増えている。相談チームは適切な方法や支援先を紹介するほか、補助金などの申請書の書き方もアドバイス。相談は無料で何度でも対応してくれる。「どんな小さな悩みでも結構です。まずは電話をください」と呼び掛けている。
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