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事業者向け経営支援【4】 補助金活用で軌道に乗る IDEC横浜 無料出張相談
南区役所はコロナ禍の事業者を支援しようと、市の外郭団体である公益財団法人横浜企業支援財団(通称・IDEC(アイデック)横浜)と連携し、相談窓口を紹介する取り組みを進めている。
IDEC横浜は職員が企業を訪問し、経営課題を掘り起こし、解決へ向けた支援メニューを案内する企業支援のプロ集団だ。事業者が電話をするだけで、中小企業診断士らの専門相談チームが会社、事業所を訪問し、抱えている悩みや課題を整理してくれる。
低利で融資受ける
伊勢佐木モールそばのアジア食材専門店「Stop&Shop」は2019年10月に開店。ネパール出身のタノジ・サプコタさんが、中区や南区で増えている東南アジア系外国人を意識して、店を立ち上げた。
開店にあたり、IDEC横浜に相談。開業資金の調達に悩んでいたが、相談チームから神奈川県中小企業制度融資「創業特例」の利用を提案され、通常よりも低利で融資を受けられた。開店時は消費税が8%から10%になるタイミングで、軽減税率対策の補助金制度についても教えてもらい、キャッシュレス機器の導入がスムーズに進んだ。サプコタさんは「アドバイスを受けて事業計画を作ることができた」と相談チームの支援で順調に開店できた。
コロナ禍で国や県、市からさまざまな補助金、助成金のメニューが示されているが、「どれを使えるか分からない」という事業者の相談が増えている。IDEC横浜に相談すれば、適切な制度だけでなく、申請書の書き方もアドバイスしてくれる。相談は無料で何度でも対応してくれる。「まずは電話をください」と呼び掛けている。
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