”あーす”を変えるエコライフ 環境連載 21 粗大ごみの行方 取材協力/ステップチェンジ
まだ使えると思われる家具などが粗大ごみとして捨てられた後、一体、どこへ行くかご存知でしょうか。
横浜市では粗大ごみとして回収された物のうち、まだ使える物や、少し修理すれば使えるものは、鶴見区、港南区、青葉区の「リサイクルプラザ」で修理、展示し、販売されています。
リサイクルプラザでの再生品は、タンスや食器棚、作業机、ベッドなどが数百円〜6千円程度で販売されており、格安です。
また、市のリサイクルプラザは先進的ですから、インターネットでの利用が可能です。インターネット上に毎月抽選対象となる再生品が写真入りで掲載され、応募ができ(1人4点まで)、当選するとメールが送られてきます。当選後は再生品を直接リサイクルプラザまで引き取りに行く必要がありますが、非常に安価に入手できることを考えれば、お得ではないでしょうか。
リサイクルプラザや資源循環局の事務所では、ごみの行方や、リサイクル、リユースに関するさまざまな情報提供やイベントが開催されていることがあります。時には、家族みんなでこういった施設を体験し、遊びながら学ぶのも良いのではないでしょうか。
私たちが粗大ごみが出た時にできることは、粗大ごみの回収のほかにもあります。▽修理してまた使えるようにする▽修理できる業者にお願いして修理してもらう▽ご近所の方や知り合いに譲る▽地元のリサイクルショップで売る▽ネットオークションに出す▽廃品回収業者に回収してもらう―などの方法です。
どの方法でも良いですが、安易に選ばず、大切に作られた家具が長く使われ、寿命が延びる方法を選んでみましょう。
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