まちのお医者さんが教えます コラム❷ 花粉症のセルフケア 飛散情報の確認も
今年もスギ花粉の飛ぶ季節になりました。年々患者数が増えているスギ花粉症ですが、主にくしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの鼻炎症状や目のかゆみ、充血などが起こる結膜炎があります。ひどくなると喉のかゆみや咳、頭痛などが起きることもあります。
花粉症の症状を抑えるためには、花粉を吸いこまないことがとても大切です。今回は自分でできる予防や対策方法についてお話します。
【1】花粉飛散情報をチェックしましょう。日本気象協会や環境省のHPを参考にしてください。風の強い日や気温の高い日、雨の翌日は多い傾向があります。また、一日の中ではお昼前後に多くなりますので、ある程度予想することができます。
【2】外出時にはマスクやメガネを使用し、花粉の侵入を防ぎましょう。衣類は花粉の付きやすい羊毛類は避け、綿やポリエステルなどの素材を選びましょう。
【3】帰宅時は衣服や髪をよく払い、花粉を室内に持ち込まないようにしましょう。部屋の換気時はカーテンなどを使用し、短時間に行いましょう。
【4】体調を整えましょう。近年は内服薬の種類も増えて症状に合わせて使用することができます。他にも免疫療法や手術などの治療方法がありますので症状が強く、お困りの場合はお近くの耳鼻咽喉科までご相談ください。
■南区医師会
南区宿町4の76の1
【電話】045・713・7777
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