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介護・看護 「未経験者でも働けます」 横浜社会福祉協会が募集
介護・看護など福祉にかかわる人材が求められる中、南区や中区を中心に特別養護老人ホームや地域ケアプラザなどを運営する社会福祉法人横浜社会福祉協会は多くの業界未経験者を受け入れ、地域福祉を支える人材を育成している。
IT業界から転職
同協会が運営する特別養護老人ホーム「南太田ホーム」に2010年から勤務する市野一男さん(54)はそれまでIT関係企業に勤務していたが、リーマンショックの余波で職を失った。介護業界は未経験だが、知り合いに業界転職者がいたため「挑戦してみようと思いました」という。
ホームヘルパー2級(当時)の資格を得た後に採用され、働き始めた。利用者の食事や入浴、排泄の支援に最初は戸惑ったが「周囲の方が優しく声を掛けていただき、少しずつ慣れました」と振り返る。嬉しかったのは、利用者から「薬を飲ませてほしい。市野さんにやってほしい」と言われた時。「その方と信頼関係ができているからこその言葉だと思います。前職では経験できない喜びでした」と笑顔。月20日ほどの勤務はシフト制で事前に希望した日はほぼ休める。「子どもの行事や地域活動に合わせて休めるのは大きいです」という。「仕事を通して他者への思いやりを持ち、人間として豊かになれました」と語り、「未経験、資格がない方も働きやすい職場です」と呼び掛けた。
同協会は「各施設の見学や相談は随時受け付けています。まずはお問い合わせを」としている。
■社会福祉法人 横浜社会福祉協会 南区中村町5の315 【電話】045・251・5907
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