栄養士が教える食育コラム12 "質の良い食事"心掛けて 管理栄養士 山田恵子〈特別養護老人ホーム勤務〉
まだまだ自宅待機が推奨される昨今。買い物の回数も自然と少なくなり、インスタント食品を購入する機会が増えた人も多いのでは？
インスタント食品に共通して注意する点は、食品の中に含まれる食塩量です。パッケージに必ず１００ｇ当たり、もしくは１袋当たりの食塩相当量の表示が書かれています。成人は１日７ｇ以下が望ましいといわれています。インスタントラーメンは、麺よりもスープに食塩が多く含まれます。食塩量を減らすために、スープは使わず麺のみをお湯で戻し、ポン酢などで味付けするサラダラーメンがおすすめです。野菜やゆで卵、湯切りした油揚げを加えれば、栄養バランスが良くなります。残ったラーメンスープは、乾燥ワカメを入れてお湯を注ぎ即席中華スープになります。
くれぐれもインスタント食品の摂り過ぎには注意し、栄養バランスのとれた食事と適度な運動を心掛けていきましょう。
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