造園会社「横浜植木」に勤務し、地元の小学校などで社会貢献活動を行う 新岡 英昭さん 唐沢勤務 47歳
「夢を植え、未来を育む」
○…CSR活動を推進する社内チーム「ナーセリー委員会」のメンバーとして、会社と地域をつなぐ役割を担う。小学3年の娘を育てる父親。区内2校の小学校で野菜作りを教える取り組みでは「命を育てる楽しさややりがいを感じてほしい」と親心を見せる。「『夢を植えて未来を育む』。そんな活動を進めていきたい」と思いが熱い。
○…大学卒業後、衣食住サービスを展開する卸問屋の営業職などを経て、2012年に横浜植木に入社。これまでに食用花の事業など幅広い仕事に携わり、今は管理部総務課に所属する。豊富な営業経験で培ったマインドが「信用と信頼」。「品質と売り手の人柄が商品を購入する判断材料になる。お客様と真摯に向き合う日々の積み重ねが信用と信頼につながる」と誠実に語る。
○…家に帰れば子煩悩な父親。夏は家族を連れてプールに行くのが恒例行事だという。自社商品の理解を深めようと、娘とともにパプリカなどの野菜を育てる。娘は学校の自由研究で、観葉植物のインテリアや植物の種を使ったアートを制作。農の心を育む。「自分の仕事が影響しているか分からないけど、農業に興味を示してくれるのは嬉しい」と微笑む。
○…故郷は東京だが、関東学院大学出身で横浜はゆかりのある場所。「入学式は旧横浜文化体育館、卒業式はパシフィコ横浜で行われた。日ノ出町や伊勢佐木町はサークルの交流会でよく訪れた」といい、思い出の地が多い。最近は会社の採用活動にも携わる。「地元の人が地元の会社で地元を支えるようなサイクルが理想。地域に根差した取り組みを広げて、地元の企業で働くやりがいや魅力を伝えていきたい」。まちを想い、未来の横浜を担う世代へバトンをつないでいく。
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