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南区版 公開:2019年1月24日 エリアトップへ

昨年12月、全日本女子ボクシング選手権で優勝した 前田 ルナさん 横浜総合高校3年 18歳

公開:2019年1月24日

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「自分から前へ」の精神で

 ○…キックボクシング選手だった父の友人に憧れ、中学2年でボクシングを始めた。好奇心からジムに通うも、基礎練習ばかりですぐに心が折れそうになった。しかし、「ボコボコにされた」という人生初のスパーリングで「逆に火がついた」。誰よりも練習し、積極的なスタイルを確立。大会でも「前へ」を意識し「それが勝因かな」と振り返る。

 ○…「焼肉とアイスが好き」と食べ物の話になると一段と笑顔に。ただ、大会前は10kg以上減量することもあり「つらいけど、頑張っている自分が好きなんです」。減量終わりには焼肉など1日4食を食べ、アイスを”爆買い”する。「試合後においしいものを食べることもモチベーション」と高校生らしい一面を見せる。一方で「いろいろな人と知り合いになれることもボクシングの魅力」とも。初対面の選手に練習方法を聞く貪欲さも持つ。「全国に友人ができ嬉しい」

 ○…横浜総合高では、体育祭実行委員長を2年続けて務めた。「新しいことに挑戦することが好き」と、大玉転がしを新競技に提案。何事も常に進化を目指す。小学生の時にハマった韓国ドラマの影響から、高校では韓国語を勉強。今では字幕なしでドラマを見るほどに。バイト先のスポーツショップでは韓国語や英語で接客した経験も。「さまざまな国の人とコミュケーションをとりたい」と中国語の習得にも励む。

 ○…高校卒業を機にボクシングは引退する。夏休みに職業体験で自衛隊の仕事に触れ「身体を動かし、やりがいのある仕事に就きたい」との思いが芽生え、4月からは自衛官の道へ。ボクシングを辞めることに寂しさを感じつつも「競技で培った精神力やコミュケーション能力を活かしたい」と前を見すえる。試合で見せた「自分から前へ」の精神で国を守る決意だ。
 

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