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保土ケ谷区版 公開:2014年10月9日 エリアトップへ

薬膳料理の普及活動を行っている 和田 俊子さん 霞台在住 67歳

公開:2014年10月9日

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健康に心豊かに

 ○…中国医学の理論に基づいて作る体に優しい料理「薬膳」。これに日本の食文化を取り入れた日本型薬膳を提唱し、区内のサークル「かけはし」で薬膳教室を主催するほか、薬膳健康づくり研究会の副会長として県内でも普及活動を行っている。「私たちの薬膳は、スーパーで買える食材を使い、家庭で手軽にできるもの。日々の食事に気軽に取り込んでもらいたいから」と、想いを話した。

 ○…25年前に所属していた県の栄養士会で、薬膳の勉強会を作ったのがきっかけ。当時は指導してくれる先生を探すのも苦労したという。「栄養士としての知識が広がった。食材の選び方が変わったし、なぜこの季節なのか納得して買い物するようになった」と話す。薬膳を通じて、人の輪も広がった。「やっぱり食があると場が和やかになるでしょ」と微笑んだ。

 ○…東京で生まれ、結婚して保土ケ谷に。義両親と義母の母親が同居する大所帯だった。女の子の双子が生まれ、育児にてんやわんやかと思いきや、「義母とおばあちゃんがいるから、二人の着替えもあっという間に終わっているし。熱を出してもいつのまにか手当てされていたくらい」と笑う。短大で栄養学を学び、県の栄養士会に入ったのは義母の紹介。「良いきっかけを頂いた」と感謝する。二人の娘は結婚し、大きな孫は高校生になった。

 ○…「薬膳の活動での土台となっているのは、かけはしでの料理教室」と、言い切る。保土ケ谷の市民活動の先駆者であるサークルかけはしでは代表としても活躍し、その後も講師を27年間務め続けている。ここで料理講師の基礎を学んだことが、薬膳の活動に繋がっていると実感するから、「感謝の気持ちでいっぱい」と話す。料理教室には、最近若い人の姿も見受けられる。「薬膳の魅力を伝え、健康で心豊かな生活を送ることができれば」と、これからもさらなる普及に力を入れる。

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