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保土ケ谷区版 公開:2015年11月12日 エリアトップへ

「ダウン症の会ヒップホップダンス発表会」のダンス講師を務める 福地 玲子さん 岡沢町在住 56歳

公開:2015年11月12日

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いつまでも心躍る人生を

 ○…3年前から岩崎地域ケアプラザで、ダウン症の子どもをもつ親子が集う「ダウン症の会」でダンスを教えている。自ら立ち上げたダンス教室の代表も務めながら、地域で自ら考案したシルバー向けのストレッチを広めるなど多忙な日々。「子どもも大人も踊りだしたくなるような、楽しいダンスで人と人のつながりを深めていきたい」と目を輝かせる。

 ○…東京都出身。運動が好きで、小学校の徒競走では毎年1位に。「1位じゃないと気が済まない。負けず嫌いだった」と笑う。エレベーターを待つ間、扉を鏡代わりに踊りだすほど「自分の気持ちを体で表現することが好きだった」。高校生の時にジャズダンス教室に通い、大学生になるとディスコで自由な踊りを楽しんだ。

 ○…体育大学を卒業後、大手自動車会社に事務として勤務したが、「他人に言われた通りに働くのが性に合わなかった」。迷っていた時、ダンス教室で「習うばかりでなく、教えてみたら」と講師の道を勧められる。24歳でオーディションを受け、エアロビクスの講師に。ある日、様々な障がいを持つ子どもたちが集う一度きりのクラスを頼まれたものの、失敗に終わった。「軽い気持ちで引き受けてしまったけど、障がいについて勉強不足だった」。音が嫌いな子や色んな子をうまくまとめられず、心残りだった。「いつか再挑戦したい」と勉強を重ね、現在は大手ダンススクールでも障がい者クラスを受け持っている。

 ○…出産後、2人の愛娘にダンスを教えるため、幼稚園で出会った元ダンス講師の友人と教室を立ち上げた。家でテレビから音楽が流れると、急に立ち上がり、振り付けが生まれる。「子どもたちの成長や『楽しかった』と見せてくれる笑顔が一番うれしい。今回の発表会が障がいのことを知ってもらえるきっかけになれば」と話し、「私自身もまだまだ踊り続けたい」と無邪気な笑顔を見せた。

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