区スポーツ推進委員連絡協議会会長として文部科学大臣表彰を受賞した 木村 保雄さん 川島町在住 65歳
有言実行の信念貫く
○…「楽しみながらやっています」。30年以上地域のスポーツを推進してきた。市スポーツ推進委員や、区スポーツ推進委員連絡協議会会長、区体育協会副会長として尽力している。昨年末には、長年にわたる地域へのスポーツ推進活動への功績が称えられ、文部科学大臣表彰を受賞した。「重みのある賞をいただき、今までの活動へのご褒美のように感じた。賞を励みに元気な内は活動し、後継者を育てていけたら」
○…転勤を機に30年前に保土ケ谷に転居し、町内会副会長として区に先駆け、町内会マラソン大会やドッジボール大会、ハイキングなどを企画。休日など仕事の合間を縫って会場の下見から広報や会計、運営まで担った。溜まった疲れは「打ち上げの飲み会で発散していた」と笑い飛ばす。「忙しくても『人とのつながり』を大事にしたかった」
○…山形県で3人兄妹の次男として生まれる。兄と妹が可愛がられることが多く、「さみしがり屋」で外へ出ては友人と遊ぶ少年時代を過ごした。社交的な性格は今も変わらず、15年前には社内で同郷の仲間を集めて県人会を発足。年に一度は郷土料理を味わいながら語り合う。定年退職した現在も幹事を務め、一人ひとりに案内状を送る。「仲間からメールで『そろそろ…』と催促されるんですよ」と楽しげに笑う。「人から頼まれるということは、私を見込んでのこと。その信頼に応えたいという思いでやってきた」と振り返る。
○…定年後の現在も働き、多忙な日々を送る。息抜きは「かあちゃんと行く映画とキャンプ」。普段とは打って変わり、のんびりと自由に過ごす。妻に対して「ハイキングなど企画すると、よくかあちゃんも参加してくれた。ここまでこれたのは協力あってこそ」と感謝する。これまで「自分の言ったことは貫く」を信条に長年走り続けてきた。「元気な内に後輩を育て、バトンタッチしていければ」。使命感に燃える。
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