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保土ケ谷区版 公開:2016年12月8日 エリアトップへ

23日に15周年記念発表会を行う「保土ヶ谷ジュニア体操クラブ」の代表を務める 中村 弘枝さん 坂本町在住 60歳

公開:2016年12月8日

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成長見守る地域の母

 ○…「子どもたちに心身共に健全に成長してほしい」。そんな思いから15年間、保土ヶ谷ジュニア体操クラブの指導者として奔走してきた。地域の要望で立ち上げた同クラブには現在、3歳から高校生までの子どもたち80人が通う。普段は小学校の体育教員を務めながら、同クラブのほか地域のクラブの指導もボランティアで行っている。「指導員仲間はかつての教え子ばかり」と嬉しそうに笑う。

 ○…岩崎中学校体操部の創部メンバーでもある。「入部のきっかけは先生。今思うと初恋だったかもしれない」。カラッとした笑顔が印象的だ。入部当初からオリンピック出場を夢見て、日本体育大学体操競技部に進学。「でもレベルの違いに挫折した」。体操部へ転部し、様々な体操を通して老若男女の体づくりについて学んだ。「人と助け合うことや教える楽しみを覚え、今につながっている」と振り返る。当時の仲間とは未だに毎年集まる仲だ。

 ○…保土ケ谷区出身。幼少期は木登りや虫取り、おやつに木の実を食べるなど自然の中で育った。体操を始めたばかりの頃は怪我をすることも多く、将来の夢にスタントマンを挙げた時は父に猛反対されたという。人に教える楽しさを覚えたのは大学在学中。母校・岩崎中学校で活動するスポーツクラブを手伝う中で、自分の一言で変わる子どもたちと成長や喜びの瞬間を共有できることに惹かれ、教員の道へ進むことに。「あきらめずに付き合えば必ず子どもたちは変化する」

 ○…街中で会った子どもたちから近況報告を聞くのも楽しみの一つ。「参加した親子が共に成長できる場にしたい」。多忙な日々の息抜きは夫婦で行くランチデート。「夫は空気みたいに必要な存在。生まれ変わってもまた一緒になるかもとよく話す」。夢は地域のための体育館を建てること。「宝くじが当たったらね」と笑うが、瞳は真剣そのもの。謙虚な姿勢と感謝を忘れず、まだまだ走り続ける。

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