保土ケ谷区版 掲載号:2018年5月3日号
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3月に上星川に開店したパン屋誘致運動の中心人物で「FM上星川」の代表 天野 進一さん 上星川在住 39歳

「松」のようにまちを支える

 〇…「上星川に何かできることがないか」という思いから、2015年11月に地域の活性化を目指す有志団体「FM上星川」を立ち上げ、すぐに取り掛かったのが、パン屋の誘致だった。「商店街に美味しいパン屋があると幸せな気分になるよね」と翌月から誘致活動を開始すると、わずか3カ月で開業希望者が決まり、今年3月に開店にこぎつけた。「お互いが互いの役割を果たしたからこそできたこと」と振り返る。

 ○…ウェブ制作会社を立ち上げ、ビジョンを持つことの大切さを学んできたという。「必要なピースがあって、その先の人に喜んでもらうことが望ましい。黒子のような存在であればいい」と話す。その上で教養や人格を向上させていくことが大切と考え、月に1回勉強会を催している。黒板を使い熱っぽく自身の哲学を語る姿に「まち」への思いがひしひしと伝わってくる。

 〇…八王子市の出身。サッカーや水泳など、体を動かすことが好きなスポーツ少年だった。「あれは運命だったのかも」と振り返るのは中学生の時。「入学先の水泳部がなくなってしまって」と卓球部に入部。練習を重ねに重ね、3年時には関東大会に出場するまでに。「大会に出たいという思いを描いていくとそれが形になる。何ができるだろうと考えて行動することが大切」と語る。

 〇…「卓球など、やってきたことが人生において必ずどこかの場面で紐づいてくる。だからやっていて無駄なことはない」と自身も携わっているスリッパ卓球大会を例にあげて笑う。今後について「松のようにありたい。長寿で青々としている夏は目立たないけども、冬は目立つ。困難な時にこそ力を発揮してまちを長く支えていきたい」と話す姿は心強かった。

田近淳 司法書士事務所

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